
結婚式や披露宴での余興は、ゲストと一緒に楽しめる大切な時間です!
その中でも、新郎新婦や友人によるバンド演奏は、数ある演出の中でも特に盛り上がりやすく、とっても人気があります!
学生時代に所属していた軽音楽部・軽音サークルの仲間と再びバンドを組み、大切な日の舞台で演奏することを考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、結婚式でのバンド演奏を成功させるには、事前の準備が欠かせません。式場の許可、機材の手配、リハーサルの計画など、押さえておくべきポイントがたくさんあります。
この記事では、結婚式・披露宴でのバンド演奏を計画する際の流れや注意点を詳しく解説します!
さらに、実際の成功事例やトラブル事例も紹介しながら、失敗しないためのポイントをお伝えします!
Contents
結婚式や披露宴でのバンド演奏の魅力は?

バンド演奏の最大の魅力は、何といっても生演奏ならではの臨場感です。
CD音源やBGMとは違い、その場の空気に合わせてアレンジが可能で、ゲストの反応を見ながら演奏の強弱をつけられる点が大きなメリットです。
また、新郎新婦が自ら演奏する場合、ゲストにとっても感動的なシーンになります。例えば、新郎が新婦へサプライズで弾き語りをする、友人と共にバンドを組んで盛り上げるといった演出は、会場全体の一体感を高める効果があります。
結婚式という特別な日に、ゲストと共に音楽を楽しむひとときは、何にも代えがたい思い出となるでしょう。
バンド演奏を計画する前に確認すべきポイント
結婚式や披露宴でのバンド演奏を成功させるには、事前準備がとても重要です。
特に 「式場の許可」「パートナーや家族の同意」「バンドメンバーの確保」 の3つは、演奏を実現するための大前提となるポイントです。
これらをしっかり確認し、準備を進めることで、当日のトラブルを防ぎ、スムーズに演奏を行うことができます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
式場の許可
バンド演奏をするにあたって、まず最初に確認しなければならないのが「式場の許可」です。
すべての式場がバンド演奏を許可しているわけではなく、音量の制限や機材の持ち込み可否、演奏時間の制約がある場合もあります。
【確認すべきポイント】
- 楽器の持ち込みが可能か(楽器によって可能不可能な場合がありますので、必要なスペースや希望の音量を踏まえ確認するのがおすすめです)
- 音響設備の利用可否(スピーカーやミキサーの有無)
- 演奏できる時間帯と音量制限
- 控室の有無(バンドメンバーの待機場所)
特にホテルウェディングや高級レストランでは、音量の制限が厳しいことが多いため、事前に式場担当者と細かく打ち合わせをしておきましょう。
パートナーや家族の同意
結婚式には、ご友人だけでなく、ご家族を含む方々も数多く参列します。そのため、新郎新婦のどちらかがバンド演奏を企画している場合、事前にパートナーや家族の意向も確認しておくことが大切です。
特に、サプライズで演奏を考えている場合、あらかじめ親族に相談しておくと安心です。
また、バンド演奏は披露宴の演出の一部となるため、司会者やプランナーとのスムーズな連携が重要になります。
バンドメンバーの確保
結婚式でバンドを演奏する場合、メンバー選びや各種日程調整も重要です。
以下のような点を考慮しましょう。
メンバーのスケジュール調整
- 結婚式当日に全員が参加できるか
- 事前の練習やリハーサルに協力できるか
演奏レベルの確認
- 久しぶりに演奏するメンバーがいる場合、事前に軽く合わせておく
- シンプルなアレンジで演奏できる曲を選ぶ
楽器の用意
- 会場の設備に合わせて楽器を準備(アンプやドラムセットのレンタルが必要か)
バンドメンバーが集まらない場合、プロのミュージシャンに依頼するのも選択肢の一つです。
結婚式専門の演奏チームに依頼することで、リハーサル不要でスムーズに進行できるメリットもあります。
準備の流れ

結婚式でのバンド演奏を成功させるためには、 事前の計画と準備が欠かせません。思い描いた通りの演奏を実現するためには、 「演奏曲の選定」「リハーサルの計画」「機材の手配」 という3つのステップを押さえておくことが重要です。それぞれのステップで具体的に何をすればいいのか、詳しく解説します。
演奏曲の選定
演奏する曲は、ゲスト層や結婚式の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です!
幅広い層のゲストが参列するため、激しすぎる曲や雰囲気に沿わない暗い曲、あまり知られていない曲は避けた方が無難です。
新郎新婦の思い出の曲
- 二人の出会いのきっかけになった曲
- デートでよく聴いた曲
- プロポーズや記念日を象徴する曲
ゲストが楽しめる曲
- 誰もが知っている定番曲(J-POP、洋楽ヒット曲)
- 結婚式にふさわしい明るい曲調のもの
演奏しやすい曲
- 短時間のリハーサルでも仕上げられる楽曲
- 音域が広すぎず、シンプルなアレンジが可能な曲
結婚式で人気のバンド演奏曲例
ジャンル | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
J-POP | 糸 | 中島みゆき |
J-POP | ハピネス | 嵐 |
洋楽 | Marry You | Bruno Mars |
ロック | 天体観測 | BUMP OF CHICKEN |
J-POP | 愛をこめて花束を | Superfly |
リハーサルの計画
本番当日は限られた時間の中で進行するため、リハーサルの計画と実施が非常に重要です。
結婚式でのバンド演奏を成功させるために、演奏の流れや各メンバーの役割を明確にしておく必要があります。
リハーサルで確認すべきこと
- バンドメンバー全員が揃うリハーサル日を確保
- 会場でのリハーサルが可能か確認(難しければスタジオで練習)
- 演奏の流れを想定した進行確認(曲の入り方、終わり方)
- マイクやアンプのバランス調整(新郎新婦のパートは気持ち大きめに設定するとGood!)
また、リハーサル当日は、当日と同じ服装・靴で演奏してみるのもおすすめです。スーツやドレスで演奏すると、思った以上に動きづらいことがあります。
機材の手配
バンド演奏に必要な機材を事前にリストアップし、手配しておきましょう。
必要な機材例
- 楽器本体(ギター・ベース・キーボード・スネアドラム等)
- 各種アンプ
- ドラムセット(会場にあるか要確認)
- マイク・マイクスタンド
- PA機材(ミキサー・スピーカー)
- その他演奏に必要な機材(シールド・ドラムスティック・ギタースタンド等)
機材の持ち込みが難しい場合は、楽器レンタルサービスを利用するのも手です。
会場で用意されているものを活用できるかどうか、事前に式場側に相談しておきましょう。
バンド演奏を成功させるための注意事項
せっかく準備をしたのに、本番でトラブルが起きてしまったら悲しいですよね!
特に、「音量管理」「タイムスケジュールの厳守」「機材トラブルへの備え」といったポイントはしっかりと押さえておく必要があります。
式全体のスムーズな進行を可能にするためにも、事前にトラブルを予測して万が一に備えましょう!
音量管理
結婚式場によっては、音量制限が厳しい場合があります。特に、ホテルやレストランでは、大音量の演奏がNGなケースも。
音量管理のポイント
- 事前に式場の音響担当と音量について相談
- 電子ドラムや小型アンプを活用し、音量を抑える
- マイクやスピーカーの位置を調整し、適度な音量で響かせる
タイムスケジュールの厳守
結婚式・披露宴の進行は分単位で管理されているため、演奏時間の厳守が重要です。
あくまで余興の一部ですので、式全体の進行に影響を及ぼさないような時間配分を心がけましょう。
スムーズな進行のためのポイント
- 司会者と連携し、演奏のタイミングを確認
- 曲の演奏時間を短めに調整(1曲あたり3~4分程度が理想)
- セットリストは余裕を持たせ、急な変更にも対応できるようにする
機材トラブルへの備え
結婚式という一度きりの舞台で、機材トラブルが発生すると焦ってしまいます。
予備を用意できるものはできるだけ持っておくと安心です!
トラブル対策
- ギターやベースの予備のシールドを用意
- 予備のピック・ストラップ・弦を持参
- マイクの予備があるか確認(ワイヤレスなら電池のチェックも)
バンド演奏をスムーズに実現するためのプランナー活用術

結婚式の準備を進める中で、バンド演奏に関する手続きや機材手配をすべて自分たちで行うのは大変です。
そんなときは、ウェディングプランナーを活用するのも一つの手です。
ウェディングプランナーに相談するメリット
数多くの結婚式のプランニングを手掛けてきたアールウェディングスでは、その豊富な経験を活かして様々なアドバイスをいたします。
- レストランとの交渉を代行してくれる(音量や機材持ち込みの確認)
- 楽器レンタル・PA機材の手配をサポート
- 進行スケジュールに合わせて最適な演奏タイミングを提案
プランナーに相談するときのポイント
- バンド演奏を希望することを早めに伝える
- どの楽器を使用するか、持ち込みが必要か明確にする
- 機材レンタルの手配について相談する
実際の事例紹介
【この日限定のバンドを結成!】 場所:グリリア パージナ

【セレモニー後ガーデンで和太鼓の披露】 雨天時は室内のお部屋で 場所:クッチーナ パージナ

【ご友人とのサックス&ピアノ演奏】 場所:レストランシェコーベ

まとめ
本記事では、結婚式の余興でバンド演奏を行いたい方に向けて、準備の流れや注意事項、事例のご紹介をいたしました。
結婚式でのバンド演奏は、会場の雰囲気を一気に盛り上げ、ゲストと一緒に楽しめる最高の演出です!
生演奏ならではの迫力や温かみが加わることで、式全体がぐっと感動的なものになります。
ただ、成功させるには事前の準備が大切です。まずは式場に演奏OKか確認し、バンドメンバーのスケジュールをしっかり調整しましょう。
そのうえで、リハーサルを重ねて演奏の完成度を高めることが重要です。音量やタイムスケジュールも意識しながら、当日の進行に影響が出ないよう配慮することも忘れずに。
機材の準備や式場との調整が大変そうなら、ウェディングプランナーに相談するのもおすすめです。
プロの力を借りれば、スムーズに準備が進み、当日も安心して演奏に集中できます。
しっかり準備すれば、バンド演奏はきっと一生の思い出になるはず。
ゲストと一緒に最高の時間を作り上げましょう!
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