両家顔合わせは、結婚の報告と両家の親睦を深める大切な機会です。スムーズな顔合わせのためには、事前の準備と当日の流れを把握しておくことが重要です。以下に、両家顔合わせの段取りと当日の流れ、マナーについて詳しく解説します。

事前準備
日時・場所の決定
- 候補日を複数提案: 両家の都合の良い日をいくつか候補として挙げ、お互いの希望を擦り合わせます。
- 時間帯: 食事会の場合、昼食または夕食の時間帯が一般的です。
- 場所:*
- 料亭やレストラン: フォーマルな雰囲気で、落ち着いて話ができます。個室がある場所がおすすめです。
- ホテル: 上質なサービスと空間で、特別な時間を過ごせます。
- 自宅: アットホームな雰囲気で、リラックスして過ごせます。
- お店の予約: 早めに予約をしましょう。顔合わせであることを伝えておくと、お店側も配慮してくれます。
出席者
- 両家の両親
- 新郎新婦
- 兄弟姉妹 (参加するかどうかは両家で話し合って決めましょう)
服装
- 男性: スーツが一般的です。
- 女性: ワンピースやスーツ、着物などがおすすめです。
- 清潔感があり、フォーマルな服装を選びましょう。
手土産
- 3,000円〜5,000円程度の菓子折りや地元の名産品などが一般的です。
- 渡すタイミング: 部屋に入る際、または席に着いてから渡しましょう。
当日の流れの確認
- 当日の流れを事前に確認しておきましょう。
- 役割分担: 誰が挨拶をするか、誰が中心となって話を進めるかなどを決めておくとスムーズです。
その他
- 両家の情報を事前に共有しておくと、会話がスムーズに進みます。
- 結婚の報告や今後の予定などを話せるよう、事前に話す内容を考えておきましょう。
- 結婚式の有無、親御様のご意向を聞いたり、自分たちの希望など伝え、どんな式にするのか相談しておきましょう。
2. 当日の流れ
待ち合わせ
- お店の前や入り口付近で待ち合わせをするのが一般的です。
- 時間に余裕を持って到着しましょう。
入室・着席
- 席順: 一般的には、新郎新婦が末席に座り、両親が上座に座ります。
- 案内された席に座り、手土産を渡します。
挨拶
- 新郎、または新郎の父が挨拶をします。
- 自己紹介: 両家それぞれ自己紹介をします。
- 婚約の報告: 二人から改めて婚約の報告をします。
食事・歓談
- 食事をしながら、両家で歓談を楽しみます。
- 共通の話題や出身地の話など、会話が広がるような話題を提供しましょう。
婚約記念品の交換 (行う場合)
- 婚約記念品をお披露目したり、交換したりします。
写真撮影
- 記念写真を撮りましょう。 (結婚式を予定されている方はお写真も生い立ちなどにも使用できます!!)
締め
- 新郎、または新婦が締めの挨拶をします。
- 出口まで両家を見送り、感謝の気持ちを伝えましょう。
3. マナー
- 遅刻は厳禁です。
- 挨拶は丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
- 相手の目を見て話しましょう。
- 相手の話をよく聞き、相槌を打ちながら聞きましょう。
- 宗教や政治の話は避けましょう。
- スマートフォンはマナーモードにしましょう。
- 写真撮影は、事前に両家の了承を得てから行いましょう。
- 食事中は、口に物が入ったまま話さないようにしましょう。
- 食べ残しはしないようにしましょう。
- 帰り際、両家にお礼の言葉を伝えましょう。
4. その他
- 両家顔合わせは、両家が初めて顔を合わせる場であり、結婚に向けて大切なステップです。
- 事前の準備をしっかり行い、当日はリラックスして楽しんでください。
- 素敵な両家顔合わせになるよう、心から応援しています。
5. 参考情報
- 両家顔合わせの段取りやマナーについて、インターネットや雑誌等で情報を収集するのも良いでしょう。
- 結婚式場によっては、両家顔合わせプランを用意している場合もあります。