【新しい生活様式】withコロナ時代の演出の工夫!
2020年春、新型コロナウイルス感染症の影響により、ご結婚式を延期または解約を余儀なくされた新郎新婦も多いことと思います。
またご結婚式の決行をご判断された新郎新婦であっても、参列してくれるゲストの心情を考慮し、少しでも感染拡大のリスクを避けた演出やお出迎えをしたいと願っているはず。
ここでは感染リスクを抑えた、安心・安全な新しい結婚式にしていくための演出について、いくつかご紹介します。
結婚式でできる「感染症対策」
まず新型コロナウイルスに感染しやすい環境を結婚式に当てはめて想定した場合、下記の2点が要注意事項となってきます。
①ドアノブ・テーブル・椅子などを触ることで感染する「接触感染」
②新郎新婦・ゲスト・スタッフ間の会話による「飛沫感染」
この2つのリスクを少しでも回避することで、安心・安全なご披露宴を作っていただけるはずです。
それでは、実際にどのようなアイディアがあるのか。これから結婚式のご準備を進められるカップルの皆様に、少しでも参考にして頂けたらと思います。
受付:ポストの設置
受付でゲストをお出迎えするご担当者様は、直接ご祝儀袋を受け取ることが礼儀とされています。しかし、このご時世ですので直接的な受け渡しは、互いに配慮をしたいですよね。
そこで「お祝儀専用の受取ポスト」を設置するのはいかがでしょうか。
ゲスト同士の接触の機会を減らすことが出来きるうえに、おふたりが「感染予防の対策に努めている」という事が受付の時点で伝わるので、その日一日の安心感へも繋がります。
席札:消毒液の入ったボトル
一時期は入手混入とされていた「消毒液」ですが、最近ではドラックストアやネットでも購入が出来るようになってきましたね。
結婚式が始まる前の受付でお配りしたり、オシャレなカゴに入れて「Take Free(ご自由にお取りください)」などのご案内をして、事前に手を清潔にしてもらうのはいかがでしょうか。
その他に、オリジナルのミニボトルを造っても良いかもしれません。市販の消毒液のボトルに、ゲストのお名前シールを貼ったり、タグをつけるなどして「席札」として活用したり、おふたりのオリジナルロゴを作成して特別なミニボトルにするのも良いかもしれません。
入退場:ご縁を繋ぐ赤い糸
“運命の赤い糸”という言葉がありますが、この「運命の相手と糸で結ばれている…」と考える相手は、新郎新婦2人のことだけを指すのではなく、ご披露宴での中座で入退場をご一緒いただくスコート役のゲストを指しても良いのではないでしょうか。
中座の入退場では、エスコート役とは手をつないだり肩や腕を組んだりしながら歩くため、とても密接するタイミングとなります。しかし、赤い糸を通して少しだけ距離をとることで“ソーシャルディスタンス”を守ることができるかと思います。
市販でもいくつかの種類が販売されていますが、ご自身でおつくり頂く事もできるお手頃なアイテムでもありますので、挑戦してみても良いかもしれません♪
歓談・撮影:フェイスシールド
感染症対策として、会場にご到着のゲストはマスクを着用されていることと思います。しかし、お食事はもちろん記念撮影やテーブルフォトラウンドなどもあるので、式中はなるべくマスクの使用を避けたいですよね。
そんなときに活躍するのが「フェイスシールド」です!
おしゃべりをするとき・ゲスト同士や新郎新婦と密接に近づくときに「 口を覆うアイテム」をおふたりからご準備をされるのはいかがでしょうか。
少し厚めのクリアシートなら口元の表情も分かるので会話もはずみますし、シンプルで可愛いデザインをプリントして席札の代わりとして活用するのも良いかもしれません。
引出物:ご自宅にお届け(宅配ギフト)
ご結婚式でお渡しする引出物は、ゲストが着席する前から各席に配布されており、挙式後にそのままお持ち帰り頂くカタチが一般的です。しかし、この引出物を「荷物」と感じられることがあり、特にご遠方より来訪のゲストや、ご高齢の親族にとっては「持帰る荷物がない/手ぶら」であることは大きなメリットとなります。
また贈る側の新郎新婦にとっても魅力は多く、例えばゲストひとりひとりに贈り分けをしたい(ギフトの中身をかえたい)場合、それぞれの自宅に届くためゲスト同士で中身を見ることがなく、好みに合わせた特別な引出物を贈ることができます。
お見送り:ギフトビュッフェ
一般的にご結婚式のお見送りでは、お出口付近に新郎新婦・ご両親が整列され、順にご帰宅されるゲストひとりひとりに、手渡しでお見送りギフト(プチギフト)を渡します。しかし、この直接的な接触を不安に思う可能性もありますよね。
そこで、お見送りギフト(プチギフト)をビュッフェのように並べて、ゲストがお好きなものをご自身で取って、お帰りいただくのはいかがでしょうか。選ぶ楽しみもありますし、他に見ないお見送り方法なので印象深い結婚式になること間違いなしです。
いかがでしたでしょうか。
ほんの少しのアイデアで、感染リスクを減らすことができますので、ぜひご参考になさってくださいね。そして大変な時期ではあるかと存じますが、どうか、ご結婚式自体を延期/解約、または決行のご決断された方も「この判断は間違っていなかった」と思える素敵な未来を迎えられることを心より祈っております。
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