《2024年》「嬉しい」と喜ばれる結婚式の引き出物の決め方とは?金額の相場や失敗しない選び方をご紹介
結婚式を行う新郎新婦が、ウエディングの披露宴の企画内容以外で悩むことの代表格として、引き出物の決め方があるのではないでしょうか。ここでは、「嬉しい!」とゲストに喜んでもらえるような、結婚式の引き出物の決め方をご紹介します。金額の相場や、「いらない!」と思われない失敗しない選び方なども詳しくみていきましょう。
結婚式の引き出物とは
結婚式の引き出物とは、結婚式に参列していただくゲストの方々に、感謝の気持ちをギフトとしてお届けする、おもてなしの品物を意味します。結婚式の披露宴では、式場でお出しする料理と同じくらい重要なもので、ゲストの方々に喜ばれるためのポイントとなりますので、ぜひとも慎重に選びたいところです。
引き出物の主な内容は、以下のように、引き出物+引き菓子+縁起物を組み合わせて準備します。
引き出物
引き出物とは、参列者からいただくご祝儀のお礼として、両家から渡す記念品を意味しています。カタログギフト、食器、お皿、マグカップ、グラス、バスタオルなどが代表的な例です。
引き菓子
引き菓子とは、引き出物となる記念品とあわせて贈るお菓子のことで、バームクーヘン、チーズケーキ、チョコレート、紅白まんじゅうなどが代表的な例となります。
縁起物
引き出物と引き菓子が2品だと割り切れる=別れる数字ということで縁起が悪いとされ、3品目として縁起物を用意する慣習が生まれました。鰹節、鯛茶漬け、紅茶、お米、お赤飯、うどん、昆布、お箸などが代表的な例です。地域によって違いがあります。
結婚式の引き出物の内容と決め方1 選び方と贈り分けの仕方
結婚式の引き出の選び方については、以下の2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、新郎新婦の希望に近い方法を選ぶと良いでしょう。
選び方について
1.式場が提携しているお店で選ぶ
式場が提携しているお店で引き出物を選ぶ方法を選ぶメリットは、プランナーが提案してくれる内容をチェックすれば良いため、自分たちでゼロから品物の組み合わせなどを選ぶ手間を省くことができます。発注から検品までをワンストップで対応してくれるため、万が一のトラブルなどが発生した場合でもすぐにサポートを受けることができて安心です。しかしながら、式場によっては選べる引き出物の内容が少なく、定番アイテムに偏りがちになるというデメリットがある場合もあります。
2.自分たちですべて用意する
新郎新婦が自分たちですべての引き出物を用意するメリットは、個性を出しやすく、ゲストが喜ぶものを自由に選ぶことができる点です。一方で、引き出物を式場に持ち込む場合、持ち込み料がかかることもあるので注意しましょう。また、発注や検品に手間がかかるほか、万が一、宅配の発送トラブルなどがあったときなどには、責任を自分たちで取らねばならないデメリットがあります。
贈り分けについて
基本的に、引き出物はすべての参列者に同じものを渡すことが正式なマナーです。しかし、オーダーメイドのオリジナルウエディングの場合や、形式に捉われない結婚式を計画している場合は、ゲストによって別の引き出物を選ぶ、贈り分けという方法をとる場合もあります。ただし、贈り分けは、あまりにも種類を分けてしまうと発注ミスや検品ミスにつながるので、入念に事前相談を行いましょう。
結婚式の引き出物の内容と決め方2 金額の相場や点数はどれくらい?
引き出物の金額の相場や点数は、どれくらいが目安になるのでしょうか。
引き出物の金額の相場
引き出物の金額の相場は、「ご祝儀ひとつに対して引き出物ひとつ」という慣習のもと、上司などの目上の方々には8,000円〜10,000円程度、親族・友人・同僚には5,000円前後、友人夫婦にはひとり分につき1.5倍〜1.8倍を目安として、それぞれの立場や好みに合った引き出物を贈るのが良いでしょう。また、予想外に多くのご祝儀をいただいた場合は、結婚式の後に別途、内祝いとしてお返しをするのがベストです。
引き出物の点数の目安
引き出物の点数については、割り切れない数字=別れないから縁起が良いという慣習があり、3点、5点、7点などの品数にするようにすべきだと言われています。しかしながら、これは正式なマナーではありませんので、少人数でのウエディングや家族でウエディングなどの身内での結婚式の場合にはあまり気にしなくて良いでしょう。一方、大人数で様々な関係者を呼ぶ場合には、慣習を気にする方もいる可能性があるので、奇数で揃えるのが安心です。
結婚式の引き出物の内容と決め方3 地域特有の珍しい引き出物
結婚式の引き出物の内容については、地域によって違いがあります。たとえば、北海道では会費制のウエディングが主流であるため、引き菓子のみを贈るのが一般的となっています。
その他、栃木県では縁起物として「おいり」と呼ばれる嫁入り菓子を贈る慣習があるほか、石川県では紅白まんじゅう、富山県では鯛型などの細工かまぼこ、栃木県ではお赤飯と鰹節を必ず入れる慣習があるなど、地域によって個性があります。
なお、全国的には引き出物の点数は減少する傾向にありますが、名古屋では派手婚の慣習があることから、いまだに5品〜7品ほどの点数で贈る習わしが残っています。また、名披露目といって、結婚式の後にご近所に花嫁の名前を入れた風呂敷に品物を包んでお贈りし、花嫁を紹介して回る慣習もありましたが、今では通常の引き出物で済ませる場合も増えています。
引き出物で「いらない!」と思われやすい避けるべき中身とは
引き出物はゲストに喜ばれるものを選びたいものですが、中にはゲストに「いらない!」と思われやすい、避けたほうが無難な品物もあります。
新郎新婦の名前や写真入りのグッズ
特に人気がないのが、新郎新婦の名前や写真入りのグッズです。あまりにもふたりの自己主張の強い引き出物は、もらった参列者が使いにくい場合がありますので、その点は配慮すべきだといえるでしょう。
大きくて重いもの
引き出物は基本的に、式場に新郎新婦が持ち込んで、結婚式が終わったらゲストの皆さんに手持ちで帰ってもらうことになります。そのような場合に、大きくて重いものを渡してしまうと、帰り道で困ってしまう方々も出てくるかもしれません。形状や重量には気を配りましょう。
趣味趣向が偏りすぎているもの
オーダーメイドのオリジナルウエディングを行うときなどは、引き出物もゼロから自分たちで手配するケースが出てくるでしょう。そのようなときに、個性を出そうとしすぎて新郎新婦の趣味趣向に偏りすぎると、もらった側が困ってしまう引き出物になりかねません。もらった側の気持ちになって引き出物を選ぶようにしましょう。
失敗しない引き出物の決め方をお探しの場合は、RWEDDINGS(アールウエディングス)へ
名古屋でオーダーメイドのオリジナルウエディングを挙げたいとお考えの新郎新婦の方々は、この機会にぜひともRWEDDINGS(アールウエディングス)をお選びください。トレンドのレストランウエディング、ガーデンウエディング、1.5次会、少人数結婚式などから、ハワイでの海外ウエディングに至るまで、さまざまな結婚式をご提案できます。
その他、ウエディングドレス&カラードレスなどの衣裳や、引き出物などのギフトについても、自社および提携の会場やショップで自由にお選びいただくことができます。失敗しない引き出物の決め方をお探しの場合には、お気軽にご相談くださいませ。